2007年04月21日

不変は不可能か

その人の書く文章が好きだった。
「好き」という表現は的確ではないかもしれないけど、とにかく、何故だか分からないけどその人の文章に惹き付けられて毎日のように通っては読んでいた。
感情をぶつける、書き殴ったような、泣きながら周りだけでなく自分さえも傷つけて血を流しているような、そんな文章。
悲しみや怒り、遣る瀬無さがこちらの心にも伝染するような、ともすればその感情の渦に巻き込まれてしまいそうな、痛みを目の前に突きつけられるような、文章。
好きだった。
「好き」という言葉では言い表せない程、好きだった。
こちらが嫉妬さえ覚える程に人を惹き付けて止まない、その人の文章が。

それなのに。
変わってしまった。
失速したかのような表現。落ち着いてしまったようにも見える、感情。
つまらなくなった訳ではない。
嫌いになった訳ではない。
そうではない。そうではないのだが、以前ほど惹き付けられない。
こう言ったらその人には失礼だろうが、面白くなくなったような気がする。
いや、面白いんだろう。他の人にとっては面白いのかもしれない、いい文章なのかもしれない。
しかし、この違和感。そうか。エンターテイメント性が以前ほど感じられないんだ。「魅せる」文章でなくなった。きっとそれだ。

しかし、これは一個人が感じたものであって、他人はどう感じたか知らない。きっと違う感じ方をした人も多数いることだろうと思う。
だから、これを読んだ人はさらりと受け流して欲しい。それを望む。

posted by 華音 at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | おもう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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